ドーヴァー海峡とショッピング枠 現金化
2009 年 7 月 6 日 月曜日まだユーロスターが開通する前のことだから15~6年も前のことか。
私はぶらぶらと欧州一周旅行をしていて、その日はフランスの北の港町カレーからイギリスのドーヴァーまでフェリーで渡ることになっていた。
と言っても単独で乗船するのではなく、パリ発ロンドン行きの長距離バスに乗ってバスごとドーヴァーを渡るのだ。
天気にも恵まれた6月初旬のさわやかな気候だった。
私を乗せたバスがフェリーに乗船した。ドーヴァーに着くまでの数時間、
バスから降りて船内を自由に行動できる。私はウエストバッグ一つを持ってバスから降り、
広々とした船内をゆっくりと時間をかけてあちこち探索した。
思ったよりも大きな船でその時は使われていなかったが何かホールみたいな施設もあった。
レストランで食事を楽しみ、デッキに上がると次第にイギリス側が見えてくる。
多少霧のかかった天気だったが。もうすぐ到着するとのアナウンスがかかる頃には有名なホワイトウォールがどこまでも圧倒するように続いていた。
到着に備えバスに戻った。その時だ。座席の下に押し込んでいたはずの私のバッグがなくなっている!すぐに運転手に報告し、
車内をくまなく探してもらったが見つからない。
盗難されたのだ。運転手の話では運転席の上部の小窓が無理矢理開けられておりそこから賊が侵入したようだ。
僕の他にも手荷物のなくなっている人が数人いた。
ドーヴァーへの上陸の感動も味わえぬまま最寄りのポリスオフィスへ。
事故証明と調書を取ってもらい。連絡先を残し、
仕方がないので宿泊先になっているロンドン市内の友人宅へ直行した。
翌朝すぐにシティのショッピング枠現金化会社に出向いて事故の報告をした。
幸い現金とパスポートはウエストバックに入れていたので難を逃れたが、
他は全てカメラも衣類も一切をなくしてしまった。
クレジット会社の紹介で保険会社を訪れた。
スタッフは皆親切で何かと心配し、的確な指示をくれた。
保険が下りるまで1週間ほどかかることになり、
その間はショッピング枠現金化での生活となった。
5日目思ったよりも早くに保険が下りた。保険付帯のショッピング枠 現金化に本当に感謝した。